ビニールに詰まったものは…

池田動物園でマゼランペンギンの餌やりタイムを見てきたときのことをちょこっと書いておこうかな。

動物の餌やりタイムを見ていると、餌はバケツかクーラーボックスに入っていて
飼育員さんが撒きに行くことが多いような気がするのですが、
(肉とかはあらかじめ置いておいて檻を開けるパターンも多いですね)
池田動物園は未だかつて見たことのない形での登場でした。


餌やりタイムが近づくと、ご飯まだー!?とペンギンたちがそわそわしはじめます。


そろそろ飼育員さん来るかなぁと思ったら、ゴトゴトと何か近づいてくる音がしました。
なんだろうと思って振り返ると、そこにはなんと猫車を押す飼育員さんの姿が…


台車でも手持ちでもなく、猫車…。これバランス取りにくくないのかな?(笑)


そしてビニール袋に詰められた魚たち。
当然ですが水も入っているので、どうやって魚をやるのだろう…と思っていたら、
飼育員さんはおもむろに餌袋を持ち上げて、プールの上に運びます。
ま、まさか!?

ビニール袋の口をしばっていた紐をほどくと、ドボーンと中身をひっくり返しました。
この光景をなんで写真におさめておかなかったのか。
あまりにも突然な出来事だったので、びっくりして見つめることしかできなかったのです…。

大量の水とともに魚たちがプールに放たれ、それを追いかけて泳ぐペンギンたち。


飼育員さんは、猫車に詰まれたビニール袋を次々と放り込んでいきます。
放り込むというか、ぶちまけるというか、とにかく豪快です。

しまいには、勢いあまった飼育員さんがよろめいてプールに落ちるというハプニングも!
苦笑しながら長靴に入った水を出していましたが、さぞ冷たかったことでしょう。
ちょっとドジな姿も見せつつ、お客さんを和ませていましたよ。
わたしの中では、印象的な飼育員さんベスト3に入ってます(笑)。


ごちそうさまー。そして毛づくろい。

魚の餌やり系は正直苦手なのですが(匂いがちょっと…)、
見ている間はそんなことも忘れてしまうぐらい楽しいですね。

*2012年1月1日訪問

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