おひるねピューマ

 5月とは思えないほど容赦なく照りつける太陽の下、
亡霊が徘徊するかのように、カメラをさげてうろうろしていたのですが、
猛獣館299の動物たちも、ぐんにゃりとのびておりました。


 
ぐぐぐー。お昼は寝る時間です。
ネコ科の大型獣、ピューマ。
英語名の一説では今話題の「mountain lion」とも呼ばれたりしますが、
一番一般的なのはcougar(クーガー)ですかね。
わたしはクーガーと言われるとカリマーのザック!って思ってしまう程度の山屋です。


そんなのしらなーい。むにゃむにゃ…

仕草はネコそのもので、体長はかなり大きいのですが怖いというより可愛らしい。
もっとも、餌の時間になればその表情も一変するのですけど。


日本平動物園ではリンカーン(♂)とエリザベス(♀)の2頭が暮らしています。
ピューマは、高貴な名前が多いのかなぁ。
つやつやと輝く黄金の毛。成獣の個体には模様はありませんが、
生まれたばかりの赤ちゃんはまだら模様があったりします。

あ。起きた。 おはよーう。


何か用かね?(せっかくのかわいい表情が檻でだいなし!)



用、ないの。じゃあ寝るわ。おやすみー。


ネコ科好きとしてはめずらしくない動物だと思っていたのですが、
関東近辺でピューマが見られる動物園はそう多くはなく、
日立市のかみね動物園か日本平動物園まで行かないと会えないと知ってちょっとびっくり。
ライオンみたいにどこでも会えるわけではないんですね。


あくびは豪快です。


眉間にしわを寄せて、苦悶しているような表情ですね。般若…?

引きの写真だと身体の大きさで個体識別ができるのですが、
模様がないぶん、アップの写真での個体識別がむずかしいですね。
写真を撮っている時はなんとなくこっちがリンカーンでこっちがエリザベスだな、と思っていたけど、
がっつきすぎていたのか、後から見たらアップの写真しかなかった。
反省しきりです。しょんぼり。


身体能力が高いといわれている動物も、餌の時間以外は眠っていることが多いので、
すばらしい身のこなしを確認するのはむずかしいのかもしれません。
檻に張り付きつづければ見られるのかもしれないけど、ネコ科みんな好きだし、
ちょっとでも動きがあったと聞くとそっちにふらふら行ってしまうので、
なかなかそういう場面には出会えないのです。

あ、ちなみに、まだMountain Lionはインストールしていません。
そしてリリース日に合わせてこの記事を書いたわけではなく、偶然です(笑)。

*2012年5月18日訪問

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