2月10日 バリーバ&ジャンブイ同居の様子

だいぶ出遅れ感ありますが、せっかく見に行ったので書き書き…。

春の繁殖時期が近づいてきたため、各地でホッキョクグマの同居が始まりました。
ズーラシアでも始まったということで、さっそく様子を見てきました。

本当は開園と同時に入るつもりでいたのに、
うっかり二度寝などをしてしまったため(猛反省です本当に)到着したのは朝10時。
連休中日ということもあって、入口にはたくさんの人で賑わっていました。
「逆回りの方が下り坂多くて見やすいですよ!ぜひ園内シャトルバスご利用ください!」と
熱心にお客さんを誘導する警備員さんを横目に、一目散にホッキョクグマ舎へ。

前回来た時は台風だか低気圧直撃だかで大雨だったので
(お友達と遊ぶのが目的だったので、半ば意地で行ったんですけどね)
こんなに晴れてくれるなんて、もう、神様ありがとう!の気持ちです。

まずはガラスなしで見下ろせるポイントへ。


 こんな感じで、手前にバリーバ、奥で白飛びしているのがジャンブイ。
以前訪れたのは8月だったので交代展示の時期だったはずで、
その時は当然ながら1頭しか展示されていませんでした。
身体の大きさからすると、あの時はジャンブイだったのかな…。

ガラス面から見るとこんな具合。
遠近感わかりにくいかもしれませんが、手前がジャンブイ、奥がバリーバ。


バリーバは2011年に愛媛県のとべ動物園から
ブリーディングローン(繁殖のための動物交換)でズーラシアにやってきました。
人工哺育で一躍有名になったシロクマ、ピースのお母さん。

ピースを産んだ後も一度出産を経験していますが、
どちらも飼育放棄した経緯があるので、ジャンブイとうまくいったとしても
ちゃんと育てられるのかはわかりません。
ですが、ズーラシアは国内でも指折りの飼育環境が整っているので(個人的にはそう思ってます)、
ストレスの少ない環境であればうまくいく可能性もあるのでは…と期待が高まるところです。
そう若くはないので残された時間はあと少しですが、まだ繁殖可能な年齢ですからね。

バリーバは手前半分、奥半分はジャンブイのエリア、という感じで
お互いのエリアには決して入ろうとせず、これは絡みなしかなぁという印象。


バリーバは愛嬌たっぷり。お客さんにもサービスサービス!
そしてまたしても奥で白飛びするジャンブイ…
展示場の半分以上が日陰になってしまうので、
午後の撮影の方が向いているのかも?(まだ午後はほとんど見てない)

ジャンブイは奥の陸上部分を行ったり来たり、ずーっと常同行動。
この日は3時間近くホッキョクグマを眺めていたのだけど、
えさのプレゼント時間前後以外はほぼずっと常同行動を繰り返していました。

バリーバはブイで遊びつつも、チラチラとジャンブイの様子を気にしていました。
陸にあがると、自分のエリアとジャンブイのエリアの境目あたりまでをうろうろし、
ジャンブイの常同行動のタイミングと合ってジャンブイとの距離が近づくと
わわわわ、という感じで吼えながら逃げていったり…


おっかなびっくり鼻をすりよせる場面は見ていてドキドキ。
今のところ仲は悪くなさそうで一安心…


なんだ、ツンデレ?…まだ恋の季節には早いのね。



ジャンブイもバリーバを追いかけることはなく、
かといってバリーバが完全に眼中にないというわけでもなく、
お互いを気にしている様子はうかがえました。
まだまだこれからですね。

キーパーさん曰く「先週から同居を始めたばかりで、恋の季節はこれから」とのことなので、
来週、再来週あたりは期待できるかな?と個人的な希望。


微妙な距離感を保っていますが、特に緊張しているようには見えなかったように思います。
シロクマウォッチングはまだまだ素人なので、私が気づいてないだけだったりして…



同居は昨年に続き2年目なので、今年こそは期待したいところですね。

そうそう、バリーバさん。今年こそは愛娘(ピース)に会いに行くからね!

*2013年2月10日訪問

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